そのブツブツ、原因は乾燥かも?関係と対策について

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お肌のブツブツ

ある日、鏡を見ると顔や二の腕にブツブツができていたという経験はありませんか?

おそらく多くの方が一度は悩まされたことがある現象だと思います。

このブツブツの原因はいくつかありますが、そのうちの一つが「乾燥」です。

ではなぜ乾燥が肌のブツブツを招いてしまうのでしょうか?今回は肌のブツブツと乾燥の関係性をメインとした情報を解説します。

乾燥と肌のブツブツの関係性

 

一般的に肌のブツブツは過剰に分泌された皮脂と古い角質が混じり、それが角栓に詰まることで起きます。しかし、前述のように乾燥が原因で肌のブツブツを引き起こしてしまうことも。

 

乾燥が肌のブツブツを引き起こす理由ですが、肌のバリア機能を低下させてしまうためです。

私たち人間の皮膚は上から順番に「表皮」「真皮」「皮下組織」となっています。そしてこの中で肌の乾燥と最も関係が深いのが「表皮」です。

 

表皮は「角層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」の4つの層から成り立っています。

この中で肌の乾燥との関わり合いが深いのが「角層」です。

角層は厚さ0.02ミリの非常に薄い膜であり、主に肌の保湿機能とバリア機能の役割を担っています。

 

角層を構成しているのは細胞間脂質と呼ばれる物質であり、角層細胞と角層細胞の隙間を埋めています。この細胞間脂質が外部からの菌侵入をブロックしたり、体の中の水分が蒸発するのを防ぐ働きをしています。

 

これにより私たちは適度に保湿感がある肌を維持することができるのです。

ちなみに細胞間脂質は角質細胞の間で「ラメラ構造」と呼ばれる層を作ります。

ラメラ構造は油相と水相の繰り返しから成り立っています。

 

つまりセラミドのような油の層と水分の層が何層にも重なって形成されているということです。

このラメラ構造が角層本来の働きを支えています。ところが乾燥が進むと肌の水分が不足しがちになります。

 

水分が失われるとラメラ構造の機能も正常に働かなくなるため、自ずと皮膚のバリア機能も低下します。

これにより皮膚は柔軟性を失い、毛穴が狭くなり角栓が詰まる、ブツブツが発生するといった弊害を引き起こすことになるのです。

 

肌の乾燥が進む原因は何?

 

一口に肌の乾燥といっても乾燥を招く原因はさまざまです。ここでは肌の乾燥が進む主な原因をご紹介します。

 

  • 湿度

 

人に快適な湿度は気温によって異なりますが、一般的には約40%~60%です。また肌の健康を維持するためには湿度約60%が好ましいとされています。そして肌の乾燥は「気温が低い」「湿度が低い」と急激に進行しやすくなります。

 

日本でこの条件に当てはまる季節は冬が該当しますね。

冬は普段肌が乾燥しない人でも肌がつっぱるといった経験をすることが多いですが、これは気温の低さと湿度が低いことが原因です。湿度が低いと肌内部にある水分の蒸発速度が急激に速まるため、肌の乾燥を招くことになります。

 

  • 間違ったスキンケア

 

肌によかれと思って実践しているスキンケアが乾燥肌を進行させている場合があります。もちろんスキンケアで肌の乾燥を招くのは「間違ったスキンケア」を行っている場合のみです。

 

特に多くの方がやりがちなのが「こすりすぎ」「力の入れ過ぎ」です。

1日の間に付着した菌、ホコリ、メイク汚れを落とすことは大切なことです。

しかし、汚れや菌を落とそうという気持ちが強すぎて洗顔時についつい力を入れ過ぎてしまう方は多いです。

 

この強く洗顔するという行為は肌の角質層を傷つけてしまうことがあります。

傷ついた角質層は当然のことながら本来の働きを維持できなくなるため、バリア機能も低下し、水分の保持が難しくなります。

 

  • 食生活

 

肌の乾燥は間違った食生活によって進行することもあります。

ダイエットのために極端な食事制限をしている、偏食、ファストフード中心といった食事は肌の健康を維持するために必要な栄養素が不足しがちになります。

特に肌そのものの材料となるタンパク質や肌細胞の生まれ変わり(ターンオーバー)に必要な必須脂肪酸の不足は乾燥だけではなく、肌にさまざまな弊害をもたらします。

 

また角質層の天然保湿因子(NMF)の生成を促したり、皮膚、粘膜を正常な状態に保つのに役立つビタミンAの不足も肌の乾燥を進行させる原因です。

このような肌の健康を保つのに必要な栄養素が日常的に不足していると季節に関係なく、乾燥が進んでしまうでしょう。

 

  • 生活習慣

 

日常的に睡眠不足が続くと角質層に十分な細胞間脂質が存在しなくなり、肌の乾燥を進行させます。細胞間脂質は肌のターンオーバーによって生成され、角質層に放出されます。このターンオーバーは睡眠不足が影響で乱れる傾向にあるため、その結果として細胞間脂質も十分に生成されなくなってしまうのです。

 

また寒い冬はエアコンの暖房をガンガン稼働させている人も多いですが、これらは室内の空気を乾燥させてしまいます。

これにより肌内部の水分の蒸発を招きやすくなるため、乾燥を進行させてしまいます。

 

肌のブツブツで悩んでいる方は食生活や生活習慣の改善から始めよう

 

今回は肌のブツブツと乾燥の関係性、乾燥肌を招いてしまう原因を解説しましたがいかがでしたでしょうか?

乾燥は肌内部の潤いを保つのに欠かすことができない水分の蒸発を早めてしまいます。

そのため、乾燥を防ぐ対策を日ごろからしっかりと施しておくことが大切です。セルフケアで最も簡単にできるのはやはり食生活や生活習慣の改善です。

 

毎日栄養バランスのとれた食事を3食きっちり摂取したり、夜ふかしをせずに最低でも6時間以上の睡眠をとることが肌の乾燥を予防する上では大切です。

また冬はこれらの対策に加えて、保湿クリームなどをしっかりと塗布しておきましょう。現在、肌のブツブツで悩まされている方はぜひ参考にしてください。

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