腹痛はあたためると良い?悪い?症状別の注意点

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腹痛

腹痛になった時はまずあたためるのがよい?

いててて・・と腹痛が起きた時はとても困りますよね。

とりあえずは自分自身で大丈夫、と言い聞かせ我慢してしまう方、理由がはっきりしないけどとりあえず薬を飲もうとする方など、腹痛の対処方法は様々。

その中でも一番多く最初に行う方法がお腹をあたためることではないでしょうか。

お腹をあたためるというのは明らかに冷たいものを食べ過ぎた、寒いところに長時間いた、

クーラーに直接あたりすぎたなど、明らかに冷えが原因という場合や、便秘の時には大変効果のある対処方法ですが、すべての腹痛であたためたほうが良いのかというと実はそうではありません

食べ過ぎでも無い、冷えでもない、原因がはっきりしない腹痛の場合は注意が必要。

単なる腹痛だからあたためておこうと自己判断で長時間お腹をあたためた結果、症状を悪化させてしまうという危険もあるのです。

今回はお腹をあたためる方法やその他の腹痛になった時の対処方法についてお話しましょう。

冷えや便秘・生理痛による腹痛はあたためてみる

明らかに便秘や冷えが原因である腹痛、そして生理痛である場合はあたためるのは効果的な方法です。

昔から「手当て」と言われているように、あたたかい手で痛い部分をしばらく当ててもらうだけでもかなり症状が楽になります。

湯たんぽやあたたかい蒸しタオル、カイロなどをお腹に当てるのも同じ効果が期待できます。

この時はおへその5センチほど下の所にある丹田(たんでん)と呼ばれるツボ周辺をあたためるとより効果的です。

この部分があたたまると体温が上昇し、内臓の動きが徐々に活発になってくるのが実感でき、徐々に症状が和らいでいきます。

また、途中でガスが溜まっていると感じる場合は「の」の字を書く様にお腹周りをマッサージすると症状が軽くなります。

カイロや湯たんぽなどであたためる場合はうっかり寝てしまうなどといったことが無いように気を付けることが大切。

長時間あたたかいものを一定の場所に当てると低温やけどの危険があります。

また、症状が軽くなったらあたたかい飲物を飲むのもおすすめです。

刺激物ではない白湯や葛湯、あたたかい麦茶などがよいでしょう。

その他に身体やお腹をあたためてくれる飲物として生姜湯・ほうじ茶・黒豆茶・赤ワインなどが挙げられます。コーヒーはホットでも身体を冷やす飲物であり、刺激のあるものなので腹痛が気になる場合は飲まないようにしましょう。

腹痛改善後も腹巻などを使用し、お腹を冷やさないように注意すること。

また、お腹だけでなく衣服での保温も大切です。

腹巻だけでなく、マフラーや袖の長い服、レッグウォーマーなどで首や手首、足首を冷やさないようにしましょう。

デスクワークなどの場合はひざ掛けなどで下半身を出来るだけ冷やさないようにすること。

足元もあたたかい靴下や靴下カバーなどで冷え対策をしましょう。

冷えの改善は心身共にリラックスすることも大切です。リンパの流れや血行を良くするアロマなどを使用するのもおすすめです。

お腹が普段デリケートな方、冷えやすい方はアロマオイルなどを使用したお腹のマッサージなどを日頃から行うと、血行とリンパの流れが促進され、ストレスも緩和し、お腹の調子が良くなり、腹痛予防につながります。また、全身のコリやむくみも解消できます。

腹痛の際の食事の注意点

暴飲暴食やお腹の冷えなどが原因の緊急ではなく、身体を休め、あたためることで治る腹痛の場合でも、食事を摂るときには注意が必要。

食べ物によってはお腹がデリケートになっている状態で食べるとさらに症状を悪化させる場合があります。

・脂肪が多いものを多めに摂取すると胃腸に大きな負担がかかりますので極力控えめに。

・生ものや貝類なども消化が悪く、腹痛の時に食べるのはおすすめしません。

・アルコールやたばこ類はお休みしましょう。お腹の痛いときには負担が大きく、悪化させてしまう危険があります。

・辛いものや刺激の強い食べ物は避けましょう。

・繊維質の多い根菜や生野菜もお腹の調子の悪い時は負担が大きいので避けましょう。

・下痢などがひどい時は半日ほど何も食べず、脱水症状に気を付けて胃腸に負担の少ない水分を少しずつこまめに摂取しましょう。

・お腹の調子があまり良くない時は消化の良いものを食べること。

お粥や柔らかめに炊いたご飯、煮込んだうどん、あたたかいお豆腐、野菜スープやお芋の

の柔らかい煮物、リンゴのすりおろしやバナナ、ヨーグルトなどがおすすめです。

あたためてはいけない場合の腹痛

冷えや便秘、生理痛などのあたためたほうが良い腹痛以外の腹痛はなるべくあたためるという自己判断はやめましょう。

おおよその目安として痛む場所と傷み具合で身体のどこが悪いのか、疑いがあるかを判断できます。

お腹が空いたときにみずおち部分に痛みがある場合には胃潰瘍や十二指腸潰瘍の疑いがあり、食後や夜中に急にみずおち部分が痛くなる場合には胆石の疑いがあります。

またお腹の右下に激しい痛みがある場合には盲腸(虫垂炎)の可能性があります。

お腹の左側に急な激しい痛みがある場合には虚血性大腸炎の疑いが考えられ、急な腹痛がどんどん激しく増してくる場合には腸閉塞などが考えられます。

その他にもお腹が痛い症状が起きた時、その原因はお腹ではなく、大動脈や心臓の病気によるものが原因である場合もありますし、精嚢や卵巣などの病気も考えられます。

お腹の痛みが急激でそれが持続する腹痛である場合やトイレに行った後も症状が変わらず痛む場合・立ってはいられないほどの激痛の場合・吐き気や嘔吐、高熱を伴う症状、出血や下血、顔面蒼白といった他の症状も伴う場合は出来るだけ早く医療機関を受診しましょう。

いつもと違う感じたことの無い腹痛の場合はとにかく早く病院で診てもらうようにしましょう。

トイレに行って便が出た場合は必ず便の状態や色を確認すること。

黒い色の便の場合は消火器の出血等様々な病気の可能性があります。

白色の場合やウイルス感染が考えられますし、粘りのある血便の場合はガンや大腸炎の可能性があります。

病院を受診したらお腹のどの部分が痛いか、どのように痛いか、いつごろから痛みが出たかなどを出来るだけ詳しく医師に話せるようにしておきましょう。

突然の腹痛はどうしたらよいのか

外出中や会議中、授業中などで急にお腹が痛くなった場合は困りますよね。

まずとっさに出来ることで対処してみましょう。

トイレに行ける状況であれば授業中や会議中などで恥ずかしくても途中退出し、トイレに行くことがベストです。

急な下痢などの場合はトイレに行かず我慢するとかえって大変です。

漏れなどの最悪の事態になる恐れがあります。

まずはゆっくりと深呼吸をしてみましょう。

焦らず、気持ちを落ち着かせること。極度の緊張やストレスなどによる腹痛の場合は効果大です。

そして締め付けているベルトやボタンなどを緩めてみましょう。

窮屈な下着を着ている場合もホックなどをはずし、緩めてみましょう。

何か重いものを持っている場合は降ろし、身体の負担を出来るだけ取り除いてみましょう。

圧迫感や締め付けは腹痛をひどくしてしまう可能性があります。

緩めることにより驚くほど楽になる場合もあります。

その後はおへそを中心にして掌であたため様子を見てみましょう。

それでも改善されない腹痛の場合は周囲に助けを求め、出来るだけ早く病院で診てもらいましょう。

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