本当に安全?デマ?アイコスの発がんリスクについて

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アイコス

がんのリスクはある?今話題の新型たばこアイコスとは

ほんの少し前までは紙たばこが主流でしたが、最近たばこは新型たばこである加熱式たばこを使用する方が大変増えています。

その中でも特に人気なのがたばこ業界では最王手であるフィリップ・モリスが製造販売しているアイコス(IQOS)です。

通常、紙たばこは煙が出るのですが、アイコスは煙が殆ど出ず、多少の水蒸気が発生します。

たばこであることは変わらず、ニコチンがありますが、タールは紙たばこの1割ほどしか発生しません。

見た目はライター程の小さな機械です。

葉を燃やすのではなく、熱して蒸されることにより水蒸気が発生し、その水蒸気を吸うのです。

燃やすわけではないので葉を燃やすことで発生するタールは紙たばこの1割ほどしか出ないことから、紙たばこと比較すれば健康的には良いと広まり、大人気商品となったのです。

しかし、今アイコスの方が紙たばこよりもがんのリスクが高いといった情報が流れ、拡散され、大きな話題となっています。

今どき流行りのフェイクニュースなのか、本当の事なのか、誰かが流した根拠のないデマなのか使用している人も、その周囲の人も不安に思っている方も少なくありません。

9割ものタールがカットされているので紙たばこよりも確実に有害性は少ないはずなのですが実際のところはガンのリスクはあるのでしょうか。

身体にどのような悪影響が考えられるのでしょうか。

話題の新型たばこアイコスについてじっくりとお話ししましょう。

アイコスは発がん性物質が紙たばこよりあるの?

アイコスは健康的な面を考えると紙たばこよりも有害物質が9割もカットできるという事で大きな支持を得た商品です。

それが今アイコスは身体に悪く、紙たばこよりも発がん物質が10倍もの濃度があるという情報が拡散されました。

現代は情報社会ですが、様々な情報が入り乱れており、一体どれが本当なのか、何を信じて良いのかがわからなくなるのが怖いですよね。

実際のところは、アメリカの医学者の医学文献が投稿されるジャーナルサイトJAMAにある研究結果が投稿された文献が大きく誇張して日本のサイトで取り上げられ、拡散されてしまったのです。

実際に書かれていた内容は発がん物質が紙たばこの10倍もの高濃度と断言しているわけではなく、アイコスにも紙たばこと同様、ニコチンが含まれており、発がん性物質が含まれているという事とその有害物質の中の1部は紙たばこよりも多く含まれるものがあり、調査が必要というもの。

アメリカというのはたばこの規制がとても厳しい国です。

日本では大麻の方が危険とされていますが、アメリカではたばこの方が心配という意識を持っています。

そのため、アイコスの存在を心配し、アメリカの第三者機関が独自調査したものが極端な内容に翻訳され、日本に広まってしまったのです。

アイコスの公式サイトではこの内容は否定し、調査結果については間違っていると述べています。

こういったことからまとめてみると

・アイコスは有害物質が紙たばこよりも少ないことは確かだが、全くないわけではなく、発がん性物質も確かにたばこなので含まれている。

・調査方法が国際規定で定められたものとは違うので発表された内容も定かではない。

・アイコス側は否定しているが、1部には高濃度の物質がある可能性もあるので、今後とも調査が必要である

つまり、アイコスも紙たばこも有害物質の量に差はあってもたばこであり、有害物質が含まれている事には変わりはないので、健康に良いというものではないのです。

アイコスも紙たばこも全くたばこを吸わない人よりはガンのリスクというのは高いと言えます。

アイコスで考えられる健康被害とは

有害物質は紙たばこよりも少ないアイコス。がんのリスクのとても高いタールは出ませんが、かんがえられる健康被害とはどのようなものがあるのでしょうか。

・グリセリン

アイコスは電子タバコと同様、グリセリンが含まれています。

大きな悪影響を及ぼす危険はありませんが、毎日これを吸い続けるという事は何らかの悪影響を及ぼす可能性は大きいと言えます。

良いものも、悪いものもたとえ少量であっても常時使用すれば身体に良い影響・悪い影響が出ます。

今後何らかの影響の発表があるかもしれません。

・たばこ依存(ニコチン)

いくら有害物質が少ないと言っても大量に吸う事やずっと継続して吸うことは健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

アイコスにも含まれているニコチンは依存性が高い有害物質です。

ヘロインなどと同様、やめるのが大変難しいと言われています。

依存性が高いというと、アイコスをやめられない、ニコチンが切れると気分が落ち着かない、イライラする、ストレスがたまるといった精神的な面に大きな悪影響を及ぼします。

ストレス・イライラというのは健康面でも肝臓や胃といった内臓などに大きな負担をかけ、肌荒れなどの美容面でもマイナスです。

また、ニコチンは末梢血管を収縮させ、心拍数の増加や血圧の上昇も引き起こします。

血液の流れを悪くし、体温を下げるため、免疫力を低下させます。

血管にダメージ与え、悪玉コレステロールが取り込みやすくなるなど血管への悪影響も大きいと言えます。

その他に通常の紙たばこはペンキの除去剤としても使用されているアセトンやアリの駆除剤などに含まれるヒ素、カーバッテリーなどに含まれているカドミウム、工業溶剤などに含まれているトルエン、ライターの燃料として使用されているブタンなど体に悪影響を及ぼす成分が多量に含まれていますが、アイコスはこれがどのくらい含まれているものなのかは数値がはっきりと発表されていません。

確かにアイコスはたばこで最も有害な発がん性物質であるタールが紙たばこより9割もカットされているというのは凄い事。

しかしたばこの葉を使用しているのは事実であり、煙が出ずと言っても水蒸気には有害物質もふくまれ、タールも1割は含まれているのです。

有害物質があるたばこであるという事は変わりがない

アイコスは紙たばこと比較すれば確かに有害物質は少ないたばこですが、少ないイコール身体によいという訳ではありません。

また、臭いも全く無いわけではなく、煙も少ないと言っても全く吸わない方や子供にとっては嫌な存在と言えます。

中には紙たばこの臭いよりもきつい、独特な臭いがたまらなく嫌と言う方もいます。

喫煙者にとっては本当に臭いが少なく、劇的な商品と感じていても、たばこが嫌いな人や非喫煙者からすれば大した差は無く、出来ればそばで吸ってほしくない存在なのです。

非喫煙者にとってはアイコスを傍で吸われることにより、がんのリスクやその他の病気への不安もつきまといます。

本当にガンを心配し、自分の健康を気にするのであれば、きっぱりと禁煙することが一番。

アイコスは健康を取り戻すものではなく、健康に良い商品ではないことを自覚しましょう。

アイコス喫煙者としてマナーを大切に

アイコスは紙たばこよりも臭いが少なく、煙も少ないたばこですが、紙たばこ同様、マナーを守ることは大切です。

臭いが少なく、煙が少ないと言っても臭いはあり、水蒸気の煙は発生します。

路上喫煙を禁止しているところは少ないですが、人に迷惑をかけていることは確か。

必ず喫煙指定の場所で吸うようにしましょう。

小さなお子様や出来るだけ吸わない事。

吸い終わった後はヒートスティックが吸い殻として残ります。

この吸い殻はたとえ火事の危険性は無くてもどこでも捨ててよいわけではありません。

燃えるごみとしてきちんとゴミ箱に捨てましょう。

路上などへのポイ捨てはしないようにしましょう。

窮屈な思いをして人目を気にし、がんの心配をしながら吸うのであれば、お金の無駄です。

きっぱりと禁煙をおすすめします。

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