褥瘡(じょくそう)の原因と対策

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皆様、褥瘡という言葉を聞いたことはありますでしょうか?

褥瘡とはいったい何なのか?

ここでは徹底的に見ていきたいと思います。

褥瘡とは?

医療や介護分野で働かれている方以外は褥瘡といった言葉を耳にするのは初めて、という方もたくさんいらっしゃると思います。

褥瘡とは、「床ずれ」ともいわれ、寝たきりの姿勢などによって体重で圧迫されてしまった場所の血流が悪くなってしまい、赤みを帯びてしまうことを言います。

悪化すると傷になり、骨にまで到達することもあるのです。

 

褥瘡はなぜできてしまうの?

では、褥瘡はどうして出来てしまうのでしょうか。

人は寝ている間、寝返りをうったりしますよね。

ですが、寝たきりの方はそれが出来なくなってしまいます。

そうなることによって、寝返りによる体位変換が出来なくなります。

体位変換ができないと、自身の体重で長い時間同じところが圧迫されてしまい、皮膚の細胞に十分な酸素や栄養がいきわたらなくなってしまうのです。

それにより、褥瘡ができてしまうのです。

 

褥瘡はどんな人がなりやすいのか?

褥瘡はどんな人がなりやすいのでしょうか?

それは、少しお話ししましたが、寝たきりの人など、体位変換が自分でできない人に起こりやすいといわれています。

ほかにも、皮膚が弱くなっている人やむくみが強い人にもできてしまうという特徴もあります。

 

褥瘡ができやすいところ

褥瘡は一般的にどこにできやすいのでしょうか?

一番多くはお尻にある骨、仙骨部にできやすいといわれています。

体系関係なく、仙骨部は出っ張っているので特にここにできやすいです。

あと、肘や膝、かかとなどや皮膚の薄いところ、あまり動かさないところにできやすいといわれています。

 

褥瘡ができた時の治療法

褥瘡ができた時、皮膚の状態によってもちろん治療法は変わってきます。

そのシーンごとで治療法を見ていきましょう。

 

急性期

皮膚に赤みが出てきている場合で、まだ軽い状態ですが、すでにもう治療を行わなければいけない必要があります。

そのため、早めに医療機関に受診するようにしましょう。

  • 傷を保護して、皮膚に適度な潤いがいくようにする

フィルム、ドレッシング材といったシート状になった医療用品を使います。

傷口を保護して、適度な皮膚の潤いを保つことを目的としています。

また、そのシートは透明のため、毎日傷の状態を観察するのに最適です。

  • 軟膏など塗り薬や痛み止めを使用する

褥瘡の傷の状態によって、傷を保護する難航、炎症や感染を抑える軟膏などによって分けて治療を行います。

 

慢性期

  • 傷を保護し、そして皮膚の潤いを保つ

まだ傷の状態が浅く、急性期のような状態の場合は先ほどお話しさせていただいたドレッシング材や軟膏などを用いた治療法が使われます。

これより深い褥瘡の傷の場合は、この方法に加え、ほかの治療法を行います。

  • 褥瘡の傷の洗浄、消毒をする

褥瘡の傷が深いと、細菌が入り込んでしまい、細菌感染を起こしやすくなってしまいます。

そのため、しっかりと褥瘡の傷口を洗浄して、清潔にすることが大切になってきます。

  • 壊死してしまった組織を取り除く

褥瘡の傷の深さや程度によっては、皮膚が死んでしまい、壊死してしまった組織にメスやハサミを入れて取り除く方法がとられる場合があります。

そして、これでもうまくいかない場合は手術を行い、移植手術が行われる場合もあります。

 

褥瘡ができないようにするには?

褥瘡ができないようにするにはどうすればいいのでしょうか。

それは、体位変換を1時間や2時間単位で行うことです。

クッションを使い防止するのもとても大切になってきます。

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