寝たきりの介護とリハビリ

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介護

寝たきりの介護とリハビリというのは実は非常に密接に関係しています。

介護をしすぎると、それはリハビリにつながらなくなり、リハビリの要素が強過ぎると、介護の要素がなくなりすぎることになり生活がしづらくなります。

寝たきりというのは、想像以上に人体にとって大きな影響を与えてきます。

寝たきりにならないようにすることがまず重要

寝たきりになっている人といっても、本当に寝たきりで何もできない人というのはほとんどいません。

介護を利用すれば、座位を取ることができたり、自分で何か活動をしていくことができる人もいます。

寝たきりというのは、体力を非常に大きく低下させる状態です。

寝ている状態というのは、体がもっとも休みやすい状態であると同時に、筋肉などに負荷がもっともかかりにくい姿勢となります。

負荷がかからないということは、それだけ鍛えられる場面が少なくなり、筋肉は急速に機能性を失い、やせ細っていくことになります。

特に足の筋肉にこの傾向が顕著に見られます。

足の筋肉が落ちることは、そのまま、体幹の筋肉を低下させることを意味します。

人体の筋肉の70%ほどは下半身にあると言われているくらいであり、下半身の筋肉の低下は活動量の低下に直結していきます。

寝たきりで体力が低下してしまうと、活動量を上げて筋肉に負荷をかけ筋肉を鍛えていくことが難しくなるため、一度寝たきりになってしまうと、そこから脱していくことが非常に難しい傾向があります。

介護とリハビリは反比例の関係にあるが・・・

介護とリハビリは反比例な関係性があります。

介護を他者の力での動作とするのであれば、リハビリは自身の力での動作になります。

当然、どちらかに偏り過ぎてしまっては、寝たきりの状態を改善していくことは難しくなります。

年齢や状態によっても変わってきますが、介護で必要最低限の生活ができるラインでの行動ができるように補佐しながらも、リハビリで体力を強化していく方針で支援をしていくことが必要になります。

常に寝たきりの状態になっているよりも、午前中、午後で、数十分活動できるような生活のほうが断然体力の低下は予防できます。

散歩に出かけられる人はもちろん、車椅子に移動して外にでかけるだけでも随分と違うものです。

少しでも可能な限り筋肉に負荷をかけて、刺激を与えていくことが重要になるでしょう。

ただ、気をつけたいのが負荷のかけすぎです。

負荷のかけすぎは、怪我や、精神的な疲労のきっかけになることも多く、負荷と疲労のバランスというのは専門家でないとなかなか考慮することが難しい一面があります。

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