お肉を食べると寿命が延びると話題だけどほんと?

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お肉

高齢者は肉を食べない方がいいはウソ?

ほんの少し前までは寿命を延ばすため、健康でいるためには年を取ったらお肉は出来るだけ食べない方が良いと言われていました。

しかし、現代ではその常識のような説が覆され、健康で元気でいるためにはお肉をはじめとした良質なたんぱく質を摂取することが必要と医学的にも明らかになったのです。

テレビ番組などでも80歳以上を超えた元気な高齢者たちが、若者のように元気にお肉を食べている姿が数多く放映され、元気の秘訣はお肉をしっかり食べることと語っています。

40~60代の中年層とは違い、それ以上の高齢者になってくると自然と食は細くなっていきます。

さらに40~60代の時にコレステロールが高い、中性脂肪が高いから肉は出来るだけ避けること!と周囲から言われ続けていたため、高齢者と呼ばれる年代になっても肉は食べない方が良いのだというのがインプットされており、あえて食べようとしなくなってしまう方が多いです。

さらに高齢者になると食の嗜好が変わり、低カロリーであっさりとしたものを好むようになってきます。

また、歯も弱くなるので柔らかいものを好み、お肉を食べることがどんどん減ってきます。

そうなると問題となってくるのが高齢者の栄養不足です。

高齢者はしっかりとバランスの取れた食生活を送ることが大切。

特別な場合を除き、お肉は食べたほうが寿命は延びるというのは本当なのです。

粗食は老化を早める可能性があり!

お肉を控えめにしたほうが良いのは年齢によります。

育ち盛りや青年の時は沢山動き、エネルギーを必要とするのでしっかりとした栄養を摂る事が必要です。

この時期は代謝も良いため、過剰に食べ過ぎない限りは太る心配もありません。

お肉を少し控えめにしたほうが良い時期というのは40~60歳ころの代謝が悪くなる時です。若いころよりも運動量が減り、代謝率も下がってくるいわゆる中年の時期に若いころと同じ栄養を摂ってしまうと太りやすくなってきます。

メタボリックシンドロームに陥る傾向のあるこの時期は10~30代よりも食べる量を控えめにし、腹八分目を意識したほうが、良いと言えます。

しかし、まったくお肉を食べてはいけないというのではありませんし、仕事の量や運動の量の多い・少ないによっても必要な量は違うので注意が必要です。

会社などでの健康診断結果などから必要なカロリーと栄養を知り、適度な運動と共に健康に気を配ることが理想的と言えるでしょう。

しかし、65歳以上の高齢者となればまた身体の状態が違ってきますので、必要な栄養量も変わってきます。

太りやすくなる時期が過ぎ、消化力などが衰え、食欲も減り、自然と食べる量が減ってくるため一日に必用な栄養をしっかりと摂れなくなる危険がありますし、衰えてきた筋力などに必要な栄養を摂る必要が出てきます。

この時期にあまり食べたくないから、太るのは良くないからとお肉などを避け、粗食ばかりをしては老化の進行を早めてしまう可能性があります。

筋力だけでなく骨がスカスカになる骨粗鬆症の原因にもなるほか、栄養不足により認知症へのリスクも高めてしまう危険があります。

65歳以上になったら自分の栄養状態をまず知ることが大切です。

栄養状態を知るためには血液検査を受け、アルブミンの濃度を測定しましょう。

アルブミンの測定をすることで老化の進行状況や栄養状態を知ることができます。

アルブミンは肝臓で作られるたんぱく質の事。

このたんぱく質が減少してしまうと老化が進み、寿命を短くしてしまう原因となります。

老化が進むという事は血管をもろくし、脳卒中などが起きやすくなるほか、身の回りの事がスムーズにできなくなる、物忘れが激しくなる、などの日常生活へ悪影響を及ぼします。

どのようにお肉を摂取したらよい?

お肉は寿命を延ばすために良い食材という事はわかったけど、どのような肉をどうやって食べたら理想的なのでしょうか。

肉の中でも高齢者にとって良いのが豚肉のヒレ肉です。

お肉を摂取したほうが良いと言ってもバラ肉など脂肪やカロリーが多い部分ばかり食べるのは生活習慣病の危険があり、良くありません。

良質のたんぱく質を摂取する、必要な栄養を摂取するという目的から考えると豚のヒレ肉はビタミンB1が豊富でカロリーも控えめなので理想的。

豚肉料理を愛する長寿の県として知られている沖縄県の料理法であるゆでこぼしを参考にし調理したり、たっぷり油を使用する調理方法よりも蒸し料理や煮物料理、鍋料理などで食べると肉の余分な脂を食べ過ぎずに済みます。

また、豚肉だけでなく鶏の胸肉も脂肪が少なく、お肉の良いところをしっかりと摂取できます。

調理法によって肉摂取は健康に害を与える事も

お肉は良質なたんぱく質を摂取するには最適であり、寿命を延ばす心強い食べ物ですが、調理方法を間違えると危険な食べ物に変わってしまう場合があります。

一番危険な食べ方はお肉を焦がしてしまう事と、高温で調理することです。

昔から焦げたものを食べるとガンになると言われていますが、これは特にお肉に関して注意が必要です。

お肉を焦がす、または高温調理をするとお肉の中の成分などが科学変化を起こし、発がん物質に変化してしまう危険があるのです。

ステーキやバーベキュー、焼き肉などを焼くときは出来るだけ焦げないようにすること。焦げた部分は食べないようにすることが大切です。

また、年齢とともに噛む力と飲み込む力というのが弱くなってきます。

お肉を調理したものを高齢者に提供する時は出来るだけ噛みやすく、飲み込みやすい状態に料理して出すようにしましょう。

加工肉・合成肉・成型肉は危険!肉によって食べては寿命を縮める

肉を食べて健康を維持し、寿命を延ばす際には新鮮で良質の肉を摂取することが大切です。加工肉や合成肉・成型肉は物によっては危険であり、寿命を縮める危険性を兼ね備えているので注意が必要です。

スーパーなどで良く見かけるサイコロステーキや柔らかステーキなどと表示されているものは人工的に作ったお肉であり、肉の端や脂、酵素、内臓などを混ぜ合わせてつくられています。

霜降りなども機械で人工的に入れられ、添加物などが入る可能性もあります。

アレルギー体質の方は卵や乳製品を使用して結着されている場合があるので注意が必要ですし、工場などによっては様々な食材を混ぜているため食中毒に関わる病原菌などが混入しやすい可能性があります。

衛生面においても不安があり、調理する時は十分に加熱しないと危険です。

また、世界保健機関であるWHOはハムやソーセージやベーコンなどの加工肉を食べるとガンの発症するリスクが高まる証拠があると発表。

添加物や塩分などを多く含み、過剰摂取は寿命を縮める危険性があります。

適量でたまに食べるには問題は無いですが、健康・寿命を意識するのであればあえて加工肉・合成肉・成型肉を食べるよりも出来るだけ純粋なお肉を食べたほうが良いと言えます。

最後に

お肉には身体を元気にしてくれる良質なたんぱく質だけでなく、身体に必要な栄養分も含まれた大切なありがたい食べ物です。

ただし、年齢や身体の状況によって必要な量というのも違い、個人差があり、摂取し過ぎも良くありませんし、まったく食べないというのも栄養が不足してしまいます。

良質のものをバランスよく食べる。偏らないという事が最も理想的です。

私たちの身体というのは食べ物で作られます。

お肉・お野菜・果物・穀類などをバランスの良く組み合わせた食事を1日3食、腹八分目でよく噛んで食べること。これこそが寿命を延ばすために必要な事といえるでしょう。

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