快眠のために必要なパジャマの選び方

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パジャマ

ぐっすり眠るためにパジャマが必要なわけ

夜しっかり寝たのに疲れが取れていない、なかなか寝付けない、寝ようとしても目が冴えて眠れない。こんな症状が長引いている人は、不眠症に陥っているかもしれません。

不眠症の原因はいろいろとありますが、もっとも注目されているのがストレスです。朝起きたときに歯茎に痛みを感じる、肩こりがしている、リアルで怖い夢を見ていつまでも覚えている。

これらのことに自覚症状がある方は、高いストレス状態に晒されて脳の疲労が取れていないのかもしれません。歯が痛かったり怖い夢を見るということは、体と心が緊張状態にあってリラックスしていないということです。

そんな状態では安眠は出来ません。そこで、ストレスを緩和する方法を考えなくてはいけないのです。脳に強いストレスがかった状態だと、神経伝達物質やホルモンのバランスが崩れます。

神経伝達物質やホルモンは、精神の安定や感情の興奮、沈静、内臓の働きなどと大きく関わっています。そしてそのバランスが崩れることで、興奮を司るアドレナリンが分泌されたり、神経が不安定な状態になるので、眠ろうとしても寝付くことが出来ないのです。

これが長期間続くと、深刻な精神疾患を発症したり、高血圧や心筋梗塞、癌などの生活習慣病にかかるリスクが高くなってしまいます。

事実よく眠れない人は熟睡できている人に比べて、健康寿命が短かったり、精神疾患の発症率が高かったりするのです。これは見逃せない問題ですね。

また、脳は眠ることで老廃物をリセットしているのだということが最近の研究で分かってきました。体内の老廃物はリンパ腺によって運ばれ体の外へと排出されますが、脳にはこのリンパが通っていません。

では脳はどうやって老廃物の処理をしているのでしょうか。それは、脳の周囲を満たしている脳脊液というものです。脳脊液は頭蓋骨の内部で外部からの衝撃から脳を守っているものですが、老廃物を濾しとって外に出す働きもあります。

そして脳脊液は、眠っているときに活発に働き出すことが分かっています。そのため熟睡できている人は脳に疲労物質や老廃物が溜りません。不眠症の人よりも健康的に過ごすことが出来るというのが、現在の脳医学の研究成果です。

このようにストレスが高い状態ではなかなか熟睡できないばかりか、体と心の大きな負担がかかるのです。それを改善するためにも、パジャマの存在が大きな意味を持っています。

寝るときにパジャマを着ていない人は意外と多いようです。部屋着のTシャツやジャージなどで眠っている人は、不眠に陥りやすいのだと警鐘が鳴らされています。

それに対してパジャマを着用している人は安眠しやすいといわれます。それは、パジャマがそもそも眠るために設計されている衣服だからです。

パジャマを着ると、人の脳は「ああ、これから眠るんだ」と理解します。すると寝付きやすくなります。これは入眠儀式と言って、快眠には欠かせないものです。

また、人は眠っているときに寝返りを何度も打つものですが、パジャマは動きやすいデザインのものが多く、寝返りを打ってもストレスがかかりません。

そのほかパジャマには寝ているときの汗を吸収したり、柔らかい肌触りで快感を与えたり、被服圧と言って衣服が人の体に与える圧力が低いなど、眠るに当たってストレスを改善する要素がたくさん詰まっています。

つまり、パジャマを着用することで脳のストレスやそれによる緊張を取り去り、休眠状態に導いてくれるのです。眠ることは一番のストレス解消です。その鍵となるのがパジャマなのですね。

 

季節に合わせたパジャマの選び方

気持ちよく寝来るためには、季節にあった素材のパジャマを選ぶことも肝心です。気に入ったパジャマを選ぶことで脳が快楽を感じる効果も、ストレス解消に役立ちます。

パジャマは大きく夏用と冬用に分けられます。春秋用のものを準備している人もあるかもしれませんが、夏と冬の2種類があれば大丈夫です。

まず夏用は、吸湿性が高くかつ放湿性も高いもの、通気性のよいものが好ましいですね。気温の高い季節なので汗をかきやすく、汗でぬれた服を着ていることは強い不快感を与えるからです。

形として夏用のパジャマに向いているのは半そで、半ズボンのものです。暑苦しさを解消してくれますし、開放感があるので肌ストレスが少なくてすみます。

また素材は、汗を吸収しやすいコットン、放湿性に優れたリネン、リネンをガーゼ状に追ったリネンダブルガーゼなどがおすすめです。

これらは体温が高く汗をかきやすい人に向いていますが、若干動きづらさがあるので、緩めのパジャマを求めるなら織り素材ではなく編み素材のものを購入するといいでしょう。

編み素材のものは伸縮性が高く、Tシャツなどに使われてう技法と同じです。そのため、寝返りが打ちやすくなり眠っているときに動いても窮屈ではないのです。

冬用のパジャマは、冷え対策を重視するといいですね。夏とは反対に気温が下がるので、暖かく眠ることで神経の緊張を防ぎ寝付きやすくなります。

また、睡眠中に体が冷えてしまうと夜中に目覚める中途覚醒が起こりやすくなるので、睡眠不足になり、やはり健康によくありません。特に冷え性の人は冬場は症状が重くなり勝ちなので、眠るときも体を温める工夫が必要です。

体を温めるには、起毛加工がされているフランネルのものや、コットンを編んだコットンニットなどがおすすめです。これらの素材は保温性が高いだけでなく、柔らかく伸縮性にも優れています。

また吸湿性も高いので、体が温まった後に汗でパジャマが湿る心配がありません。そのため冬場に快適に眠ることが出来るのです。もちろん長そで長ズボンのものを選びます。

このように、パジャマは素材や形、布地の成型にこだわって選ぶことが重要です。体質や好みによってどんなものが合っているかは人それぞれです。お店で手ざわりなどを確認して買うといいですね。

 

快適な眠りのために洗濯は欠かせない!

パジャマをどの程度の頻度で洗濯しているでしょうか?実は、快適に眠るためにはパジャマをまめに洗濯することが重要です。そのため何着か洗いがえを用意しておいたり、洗濯してもへたらない強いものを選ばなくてはいけません。

それは、人の体は寝ている時汗をかくので、その汗の成分や体から剥がれた古い角質などがパジャマの中に蓄積されていくからです。

つまり、室内着であるにも関わらず、パジャマはとても汚れやすいのですね。汚れた衣服は肌のストレスを与えます。ストレスがかかった状態だと安眠は出来ません。

そこで、常に清潔なパジャマを利用することで快眠できる率が上げましょう。不眠症で悩んでいる人ほどまめにパジャマを洗濯するべきなのです。気分転換にもいいことです。

 

快眠のためのパジャマまとめ

パジャマは単なる衣服ではなく、快眠するために様々な工夫が凝らされた睡眠専用着でした。寝付きにくかったり夜中目覚めやすかったりする人ほど、適切なパジャマを使っていないケースが多いようですね。

体質や体型、好みに合ったパジャマはストレスを解消し安眠しやすくしてくれます。パジャマを着ずに寝ている人は、Tシャツやスウェットで寝るのを止めてきちんと作られたパジャマに変えてみましょう。

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