成長ホルモンがたっぷり分泌されるノンレム睡眠とは?

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睡眠

時間帯ではなく眠りの深さに関係する成長ホルモン

人間が健康でいられるのは日中に意欲的に動き、そしてぐっすりと睡眠を取る事。

睡眠は身体を休めるというだけでなく、昼間活用した脳の中の記憶を整理したり、成長に必要な成長ホルモンが多く分泌される時間でもあります。

特に成長期の子供にとってゆっくりと眠る事、充実した睡眠は成長に大きな役割を果たしてくれます。

寝る子は育つというのはまさにこのこと。成長期に安眠出来ず、睡眠不足になってしまうと十分に成長ホルモンが分泌されず、身長をはじめ身体の成長に大きな影響を与えてしまう可能性があります。

日本人は他の国と比較しても睡眠時間が短めであり、身長も他の国と比較しても低めです。これははっきりと断言されたわけでは無いですが、短い睡眠が影響をしているとも言われています。

睡眠には種類があり、レム睡眠とノンレム睡眠と2種類があります。

どちらも大切なものですが、成長ホルモンが最も分泌されるのはノンレム睡眠の時と言われています。

今回はこのノンレム睡眠と成長ホルモンについてお話していきましょう。

眠りの種類であるノンレム睡眠とレム睡眠

私たちの眠りにはノンレム睡眠とレム睡眠の2つの違った性質を持つ眠りがあります。

レム睡眠は呼吸が浅く脈拍は変動しており、寝ている時に眼球が急速に運動しているのが特長です。(急速眼球運動)

レム睡眠中の脳は活発に活動しており、頭の中の情報を整理すると言われています。

一日に勉強したことや体験した事を記憶として焼き付けてくれるのはこのレム睡眠中なのです。

ノンレム睡眠は身体の力は抜けた状態で、呼吸は深くゆっくりとした脈拍となります。

ノンレム睡眠は大脳の休息と疲れた体のメンテナンスを行う役目を果たします。

人間はこの2つの種類を1セットで3~5回1晩のうちに繰り返します。

ノンレム睡眠は深さにも段階があり、眠りに入ってから3時間ほど経過する時に訪れる最も深い時に成長ホルモンが多く分泌されます。

この時に眠りの質が良く、リラックスしてぐっすりと眠れていると多くの成長ホルモンが分泌され、十分成長ができるよう身体に良い影響を与えてくれます。

子供が成長期の時は質の良い睡眠ができるようサポート

親は誰でも子供の健康で充分な成長を願っているもの。成長期を迎えたお子様をお持ちなら親としてできる限りのことをしてあげたいですよね。

そのため一番大切なことはノンレム睡眠の際に成長ホルモンが十分に分泌できるように手助けをすること。

つまり子供が毎日ぐっすりと眠れるよう、質の良い睡眠ができるようにサポートすることです。

さりげなくあたたかく見守りつつ、次のようなサポートを心掛けましょう。

・毎日の生活リズムを整える

早寝早起きの規則正しい生活を整えることはノンレム睡眠の時に成長ホルモン分泌にはとても重要な事。

毎日の生活リズムを整えることは健康への基本中の基本。

深いノンレム睡眠ができる快適な睡眠へと導きます。

・食事の時間は出来るだけ寝る3時間前に済ます

夕飯の時間があまり遅いと食べたものの消化ができないまま寝ることになり、深いノンレム睡眠ができず、質の良い睡眠を妨げる恐れがあります。できれば眠る3時間前に食事を済ますことができるようにしましょう。おやつは出来るだけ夜は控えめにすること。寝る前のおやつは血糖値を挙げてしまうので眠りが浅くなる可能性があります。

 

・消化の良いバランスの取れた食事を心掛ける

寝る前は刺激の高い食べ物や消化の悪い食べ物は出来るだけ避け、バランスの取れた消化の良い食事が理想的です。

・寝る1時間前に入浴できるよう準備しておく

お子様が寝る1時間ほど前にシャワーではなく、ゆったりと入浴できるように準備をしておきましょう。入浴は心身ともにリラックスすることができ、深い眠りのノンレム睡眠へ導き、良い眠りを誘います。

 

・寝る前にゲームやスマートフォン、テレビを避ける

お子様は小さい時からゲームやテレビ、スマートフォンやパソコンといった刺激のある画面の物は寝る1時間前には使用しないように促しましょう。

小さいころから癖をつけておけば子供も抵抗しませんし、夜はゆったりとくつろぐことができ、深いノンレム睡眠へ導く質の良い睡眠を取ることができます。

・快適な眠りができるよう寝具にも気配りを

快適な睡眠のため・深いノンレム睡眠のためには心地よい眠りを誘うよう、寝具や寝間着にも気を使いましょう。

寝具は清潔で湿気の無い寝心地の良いものを心掛け、枕の高さやマットレスの固さなどお子様に合うものを選びましょう。

寝間着は肌触りの良く、夏場は通気性の良いものを選んであげましょう。

できるだけ暗く静かな環境で眠れるようにすることも大切です。

ちょっとした心がけでお子様の成長のサポートができるのは親にとって嬉しい事。

成長期のお子様は身体だけでなく、心の成長もしているデリケートな時なので強引なサポートは禁物です。

深いノンレム睡眠へと導けるようにするには、決して押し付けることなく、さりげなくサポートしてあげることが大切です。

睡眠不足になりそうなときは仮眠を取り入れましょう。

成長期のお子様にとって睡眠はとても重要ですが、受験勉強の時は勉強しないわけにはいかず、どうしても睡眠不足になってしまいがち。

疲労回復のためにも、夜の睡眠時間が短くても成長ホルモン分泌のための深いノンレム睡眠ができるようにするためには、仮眠を取り入れると効果的です。

仮眠は長すぎずに30分程度が理想的。

たった30分でも疲労回復し、覚醒レベルを高めることができます。

元気になれば勉強に集中でき、うとうとと途中で寝てしまう事も防げるほか、効率よく勉強を終えることができ、夜の睡眠時間も上手に確保することが可能です。

お子様の様子を見ながらさりげなく仮眠もサポートしてあげましょう。

成長ホルモンは大人にも不可欠!

深いノンレム睡眠により出る成長ホルモンは子供の成長だけでなく、大人にとっても不可欠であり、大切な役割を果たしてくれます。

骨が伸びる成長期が過ぎ、大人の体つきになると、身長の伸びは殆ど止まります。

その後大人になってからは身体の代謝を活発にする働きをしてくれるほか、筋肉や骨を強くし、身体の臓器を修復・再生するなど若さと健康を保つために大きな役割を果たしてくれます。

大人にとって成長ホルモンは若返るために欠かせない若返りホルモンなのです。

大人になっても成長ホルモンは一生分泌されるもの。

しかし加齢や不規則な生活、睡眠不足などの理由で分泌される量が減少してしまいます。

若返りホルモンが減少してしまうという事は健康が損なわれ、老化が進んでしまう原因となります。

それを防ぐためには子供と同様、深いノンレム睡眠となるよう、多くの成長ホルモンが分泌できるよう日頃の生活を見直し、快適な睡眠ができるようにすること。

いつまでも美しく、若々しさを保ちたい方はエステやお化粧などで美しさを追求するのも良い方法ですが、一日の疲れをいやし、若さと健康を保つために良い睡眠ができるようにすることが大切です。

大人になってからは人に頼るのではなく、自分の身体は自分で守るようにこころがけましょう。

過度の疲労・ストレスの蓄積は禁物です。規則正しい生活と適度な運動を心掛け、無理をし過ぎず、休むときはぐっすりと休む事。

深いノンレム睡眠で充分な成長ホルモン分泌できる生活を意識することはサプリメントや薬に頼ることなく、お金もかけることなく、健康と若さを維持することができます。

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