たて糸の節

 

今、ストールを織っています。

 

機しごとは、機にたて糸をかけるまでがとても長いです。

今回はかなりゆっくりペースで、織りに入るまで数か月かかりました。

 

久しぶりなので少し幅を狭くして、たて糸は330本にしました。

織り幅が広いとその分たて糸の本数が増え、かかる労力も大きくなるからです。

 

ざくろの果皮で染めた、ベージュの糸を用いています。

今回は、たてよこ両方に手紡ぎの細い糸を使っています。

大きな節は少なく、繊細な中にゆらぎが感じられる糸です。

それでもたまに少し目立つ節があり、それが手仕事の妙味になっています。

 

よこ糸は気にしなくても大丈夫ですが、たて糸に出てきた時には織るのに注意がいります。

筬を打ち込んでも、たて糸の節に引っかかり、その部分だけよこ糸が山型になってしまうのです。

そういう時は一目ずつ丁寧に引き下ろします。

 

 

よこ糸の個性で、出来上がる布の表情がガラッと変わります。

 

このストールが終わったら、今度はどんなよこ糸を入れようか。それを考えるのも楽しみのひとつです。

 

 

 

 

 

 

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